旅行予約で「比較疲れ」ユーザーの離脱を防止へ、旅行サイト向けにAI接客ツール、迷っている顧客をサポート

Emotion Intelligence(エモーションインテリジェンス)社はこのほど、旅行・宿泊予約サイト向けの接客ツールパッケージを発表した。人工知能(AI)を活用した自動学習機能などを通じて、予約を迷っている顧客をサポートするもの。

同社ではこれまで、AI搭載のECサイト向け販促・クーポン配信ツール「ZenClerk(ゼンクラーク)を」提供。このシステムでは、独自のAI技術「Emotion I/O」を通じて購入を迷っているユーザーの行動パターンを検知し、ピンポイントでクーポン配信をおこなう仕組みなどを展開してきた。

今回発表した旅行・宿泊予約サイト用パッケージでも、顧客一人一人の行動を分析して「予約を迷っている顧客」に向けたサポートを実施。例えば、「すでに宿泊先を決定しているユーザー」「予約後、施設やプラン内容の確認だけを行うユーザー」を除外し、予約成立に直結するユーザーのみを対象とする。また、慎重に複数の条件で比較を繰り返し、「比較疲れ」で離脱してしまう前に予約を促す仕組みを提供するという。

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