JR西日本、訪日外国人向けサービス強化、列車運行を発信する多言語SNSアカウント開設など

JR西日本は訪日外国人向けのインバウンド対策を強化する。多言語音声翻訳放送システム導入駅を増やすほか、SNSを通じた駅以外での情報発信を充実させる。2018年台風21号や西日本で発生した地震、豪雨の影響でインバウンド需要が低迷し、受け入れ環境を整えることで早期回復を図る狙いがある。

JR西日本はすでに外国人スタッフによる案内、タブレットなどの係員用ツール、無料Wi-Fiなどを整備しているが、今後は駅以外での情報提供として列車運行情報用のツイッターやフェイスブックの多言語アカウント開設、乗務員によるタブレット端末での英語車内放送、自治体や観光案内所への情報発信強化を図る。

また、低迷する被災地へのインバウンド需要を喚起するため、主に関西空港/京都を結ぶ特急はるか号で海外でも人気があるハローキティのラッピングを実施。東アジアのメディアの招請事業、国内外の旅行会社と連携したオプショナルツアーの商品造成も強化する。

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