JTB、教育旅行でロボット活用、歴史を学びながらのICTプログラムを旅マエ~旅アトまで

JTBはシャープと教育旅行で協業し、シャープのモバイル型コミュニケーションロボット「RoBoHon(ロボホン)」を教育旅行プログラム「ロボ旅@教育旅行」の発売を開始した。

プログラムは、京都での修学旅行などに観光案内機能を搭載したロボホンを貸し出し、旅マエの事前学習と旅アトの事後学習を含め、歴史や文化を学びながらICTを活用する楽しさを体験できるようにしたもの。

事前学習ではロボットが動く仕組みやAIについて学び、ロボホンに発話させるオリジナルの観光案内文を考える。タビナカでは班ごとに1台のロボホンを貸し出し、生徒が考えた発話内容に加え、京都市内500か所以上でロボホンによる自動観光案内を受けることができる。事後学習ではロボホンで撮影した写真や行動履歴(ログデータ)を活用し、成果発表ができるようにした。

さらに、教職員には「指導者管理システム」を提供。タブレット端末から生徒が持つロボホンの位置情報を随時把握したり、生徒へのメッセージをロボホンに発話させ、連絡手段としても活用できるようにした。

プログラム用のロボホンは100体を用意。販売価格は、ロボホン1体につき6000円からで、タビナカでの本体貸し出しと旅マエ、旅アトのサービス利用料も含む。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…