
店舗向けの各種ソリューションを提供するNIPPON Platform(ニッポンプラットフォーム)社は、東京都新島村・式根島で実施している「キャッシュレス委推進プロジェクト」で、日常的にキャッシュレス決済を利用できる店舗が以前の0.1%から4か月で80%に増加したと発表した。
同プロジェクトでは、ニッポンプラットフォームがQRコード決済の可能なタブレット端末を無償でレンタル提供。島民が積極的にキャッシュレス決済を試みたことで、飛躍的に普及率が上がったという。
式根島では国内・海外からの観光客の利便性と島の経済活性化策として、島を上げたキャッシュレス化の推進を決定。ニッポンプラットフォームとの協働に至った。ニッポンプラットフォームでは「Island Society5.0構想」を掲げ、島全体のITリテラシーの底上げによるIoTインフラの整備を目指しており、2019年6月には式根島中学校で「キャッシュレス社会がどのように地域活性化に貢献するか」をテーマに総合学習も実施した。
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