イギリスの電子渡航認証(ETA)申請で注意喚起、仲介業者の法外な料金請求が続出、公式サイトでの申請呼びかけ

写真:ロイター通信

英国に入国する際に必要なETA(電子渡航認証)について、申請時に悪質な仲介事業者によって、法外な料金が請求される事案が続出していることから、注意喚起がおこなわれている。

ドイツの消費者保護団体は、あるウェブサイトが公式ルートの5倍にあたる85ポンドもの料金を請求していると警告している。

この仲介サービスは、旅行者の情報を英国当局に転送するだけのもの。こうした仲介サイトでは、サービス(情報の提出)が完了した後は、キャンセルができない。

こうした事態を受けて、各国では公式サイトでの申請を呼びかけている。正規の申請は、AndroidとiOSで利用可能な英国ETAアプリや、英国内務省のウェブサイトなどでおこなう。料金は、いずれの場合も16ポンド(約3150円)。

ETAは、英国で最長6ヶ月間の滞在が可能。対象外の国の旅行者はビザを取得する必要がある。

※ポンド円換算は1ポンド197円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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