今夏、仏パリに五輪レガシーが続々登場、聖火バルーン打ち上げ、セーヌ川近くのプールなど

写真:ロイター通信

2024年のパリ五輪で、ルーブル美術館近くを聖火とともに舞い上がった金色に輝く熱気球が、この夏、再びパリに戻ってくる。市内中心部のチュイルリー公園に設置されている熱気球は、6月21日から9月14日の期間、夜空を舞う予定だ。

公園では日中に無料で熱気球を間近に見ることが可能だが、熱気球を上げる前に閉園。6月21日から7月末までは午後10時30分、8月は午後9時30分、9月前半は午後8時30分まで。

現地メディアによると、熱気球再開の費用は約250万ユーロ(約4.2億円)。大会後に残ったオリンピック予算の剰余金で賄われる予定だという。

このほか、五輪のレガシーとして、7月から3カ所に屋外プールを開業する。これは、セーヌ川で開会式とトライアスロンが開催されたことを受けて実施されるもの。場所は、エッフェル塔近くの白鳥島(L’île aux Cygnes)の向かい側、ノートルダム大聖堂付近、国立図書館付近だ。

市当局によると、各プールには更衣室とシャワーが備えられ、ライフガードが監視し、日光浴用のスペースも設けられる。また、エッフェル塔の近くのプールには、家族連れや子ども向けのスイミングエリアも設置される。

※ユーロ円換算は1ユーロ167円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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