中国、新型肺炎の拡大で「団体旅行」「パッケージツアー」を禁止、訪日市場に大きな打撃

写真:AP通信

中国系メディア「チャイナデイリー」英語版は、2020年1月25日、中国の旅行業界団体からの情報として、旅行代理店が航空券とホテルを含む団体旅行とパッケージツアーを停止すると報じた。中国湖北省・武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大を受けたもの。同紙によると、中国文化観光部の要請で中国国内の団体旅行は24日から停止されており、海外旅行は27日以降の出発を禁止とした。

中国の大型連休・春節の期間に拡大が続いている新型肺炎。春節の前後は中国国内外で40日間の間に推定30億の旅行が発生するともいわれていたが、販売停止の期間は言及されていない。2019年の訪日客3188万人のうち、中国人客は約3割を占める956万人。中国人旅行者の急なキャンセルが各所で発生しており、今回の措置は日本はもとより、世界の観光業界に大きな打撃を与えそうだ。

AP通信によると、交通が封鎖されている武漢では26日からはダウンタウンエリアで自家用車を含むほとんどの車両の使用を禁止されている。許可された車両のみが走行可能な状況だという。

また、日本政府では、26日夜、安倍首相が武漢市内に在留する邦人の希望者全員をチャーター機などあらゆる手段で帰国させる方針を発表。中国政府と様々なレベルで調整を進めているところで、速やかに帰国を実現させるとしている。

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