Go To キャンペーンの効果を試算、旅行は55%の需要押し上げ効果、市場規模拡大は最大1.37兆円に

第一生命経済研究所は、国内旅行需要の喚起を目的とした「Go Toキャンペーン」の需要創出効果を試算した。Go Toキャンペーンは、「Travel」「Eat」「Event」「商店街」の4種類があり、現在のところ8月上旬から半年間実施される予定。期間中であれば、何回でも利用することが可能だ。

価格の変動によって、製品の需要や供給が変化する度合いを示す価格弾性値について、3分野を計測すると、旅行が-1.1、外食が-1.0、イベント が-2.3 。補助率が最大で旅行50%、外食とイベントが20%であることから、市場規模の増加率は基準から旅行が最大で+55.1%、外食が+20.2%、イベントが+45.3%それぞれ増加すると試算した。

半年間のGo To トラベルによるメリットでは、総務省の家計調査におけるパック旅行支出に世帯数を乗じた金額に基づくと、2020年1~4月平均は2018 年比で42%。旅行の市場規模が直近2018年の1/2、1/3、2/3になったと仮定すると、市場規模の拡大額はそれぞれ1.03兆円、0.69兆円、1.37兆円になるとした。

なお、旅行の付与については、最大一人当たり2万円分/泊の上限があるため、旅行の効果が下振れる可能性があるとしている。

同様の前提で試算すると、旅行、外食、イベントの市場規模拡大額の合計は1/2で2.10兆円、1/3で1.40兆円、2/3で2.80兆円と推計している。

「Go Toキャンペーン」の需要創出効果(PDFファイル)

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