沖縄の地元タクシー8社がワクチン接種者の無料移動サービス、乗合いルートに配車システムを活用

沖縄県浦添市の地元タクシー事業者8社による「てだこモビリティサービス有限責任事業組合」(TOMOS)は、配車システムを活用したワクチン接種者移動サービスを開始した。

TOMOSは浦添市の委託で、市全域を範囲とするデマンド型コミュニティバスを運行。同市でワクチン接種が始まった2021年5月8日以降は、コミュニティバスを活用して接種を無料で会場まで移送するサービスを提供していた。

ワクチン接種のための乗合サービスは、乗車場所が接種者によって異なり、かつ、複数の医療機関に移動する必要がある。ルート設計が複雑で、運行管理上の課題があった。そこで、電脳交通社のクラウド型タクシー配車システムの乗合機能を採用。乗車依頼を受けたオペレーターがシステム上で乗車位置と乗車順を設置し、ドライバーの端末にルートを送ることで、運行管理の負担軽減を行った。

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