熊野古道の参詣道に巡礼者向け「町宿」を開業、100キロの沿道に4軒、持続可能な地域観光と目指し

日本ユニスト社は、世界遺産・熊野古道で参詣者が最も多い中辺路ルートに、町宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」をオープンした。これを皮切りに、2022年9月までに同ルート沿いで計4軒の町宿を順次開業。100キロの参詣道を約4~5日にわたって巡礼する人々を受け入れる。4つの町宿で計約40室を備え、年間1万人の巡礼需要に対応する。

町宿の理念は地方創生。中辺路ルート周辺にはすでに宿泊施設はあるが、1組限定の民泊など小規模なものが多く、繁忙期は巡礼の需要に対応しきれていなかった。また、地域としては、宿経営者の高齢化による後継者不足や過疎地域での雇用創出、空き家問題などの地域課題もある。これらを踏まえ、観光客の受け皿を作ることで、地域観光を持続可能なものとし、地域の抱える課題や社会問題の解決につなげる考えだ。

なお、10月8日に開業した町宿は全3室(最大10人収容)で一棟貸しとする。バーベキューセットを常備し、焚火や近場の川遊びのレジャーも可能だ。巡礼やトレッキング客以外にも、ファミリー層やグループ利用、ワーケーション施設としての利用も見込んでいる。

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