36か国のトップ集う「国連・持続可能な交通のための会議」開催、課題解決へ「北京宣言」とりまとめ、日本のSAF普及促進など発信

2021年10月15日、第2回「国連・持続可能な交通のための会議」がオンラインで開催された。グテーレス国連事務総長のほか、36カ国の首脳や交通担当大臣が参加し、日本からは斉藤国土交通大臣が出席。SDGs実現に向けた取組みの共有や課題解決に向けた方策について議論が行われた。

3日間の会議では、 交通分野における「持続可能な開発目標(SDGs)」を実現するため、国連機関、各国政府、産業界、学識者が参加し、イノベーション、貧困撲滅、地域開発、気候変動、都市開発などのテーマ毎に議論が行われ、それぞれのテーマに関する各国の取り組みを共有するとともに、課題解決に向けた「北京宣言」が取りまとめられた。

斎藤国土交通大臣は、日本の取り組みを説明。気候変動への対応として、2050年にカーボンニュートラルの目標達成に向けて、公共交通の利用促進、デジタル化による物流効率化、電気自動車の導入促進、持続可能な航空燃料(SAF)の普及促進、カーボンニュートラルポートの形成などを強化していることを紹介した。

このほか、新型コロナウィルスの感染拡大の防止と交通事業者の持続的な運営の両立、公共交通機関でのユニバーサル社会の実現の取り組みを説明した。

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