世界7カ国調査、「旅行に行けないことがストレス」、日本人は61%、メンタルヘルス維持に「旅行が必要」は46%

アメリカン・エキスプレス・インターナショナルが日本を含む世界7カ国で実施した意識調査で、日本人は健康なメンタルヘルスを維持するための活動として「旅行」を支持する人が多いことが分かった。安心して旅行できるかどうかの判断条件については、「国内の新型コロナ感染者数の減少」と答えた人が38%で一番多く、感染者数が減少している現在の状況から、今後の旅行需要に対するリカバリーが期待できる結果となった。

調査は2021年9月9~15日の期間中、日本、カナダ、メキシコ、オーストラリア、インド、イギリス各1000人、米国2000人を対象に実施。日本では、世帯収入7万ドル(約770万円)以上で、2019年度に1回以上、飛行機を利用して旅行した人に実施した。

これによると、「良いメンタルを維持するために最適な活動は?」という質問に対し、日本人46%が「旅行」を選択。「運動(41%)」、「音楽鑑賞(29%)」など、その他を上回った。7カ国平均では「旅行」は30%で、最多は「運動(50%)」だった。

日本では「キャンセルになる可能性があっても旅行の予定があるだけで幸せな気分になる(62%)」、「コロナ禍で旅行に行けない状況は不安でストレスになっている(61%)」という人も多く、根強い旅行への関心が浮き彫りになった。

発表資料より

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