沖縄県の観光業界団体、県に事業規模に応じた経営支援を要望、県内旅行の支援キャンペーン再開も

沖縄ツーリズム産業団体協議会および沖縄県観光協会等協議会は、沖縄県と沖縄県議会に対して、コロナ禍における観光産業の再興に向けた支援などで要請書を提出した。

「新型コロナウイルス感染症の影響を受けている観光産業の再興に関する条例」に基づく経営支援については、データに基づいた経営規模、損失額に応じた支援を求めたほか、現在支援を受けている飲食業以外の事業者への事業規模に応じた支援の検討を要請した。

「まん延防止等重点措置指定に伴う沖縄県対処方針」を受けてのキャンセルに対する事業支援については、県内旅行を推進する「おきなわ彩発見キャンペーン事業」での取消料対象期間外も含めた事務経費の損害補填への支援に加えて、修学旅行や団体旅行のキャンセルに対する損失補填も求めた。

観光回復に向けて令和4年度の観光予算確保については、事業継続に向けて固定経費支援、人材育成、安全安心の受け入れ体制の強化に対する予算措置の検討を要請。

まん延防止等重点措置延長に伴う方針緩和では、人数制限などの感染防止策を講じたうえで、「おきなわ彩発見キャンペーン事業」の再開を求めた。

このほか、ワクチン接種率向上、PCR検査の拡大、抗原定性検査キットの流通確保を要請した。

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