岐阜県美濃市・関市、「関係人口」を地元体験できる拠点を開業、参加者データの活用で継続的関係づくりへ

岐阜県の美濃市、関市が関係人口創出に取り組む。「まちごとシェアオフィスWASITA MINO/ワシタ ミノ」を手がける、みのシェアリング社が東海旅客鉄道(JR東海)、ジェイアール東海エージェンシーと連携して実証実験を実施する。期間は2022年9月10日~2023年1月31日。

「JR東海MARKET」として、両市にショップを開業。美濃市には「であいたび、美濃」、関市には「であいたび、関」を開業し、地元ならではの体験プログラムを紹介・提供し、地域内外の接点の創出、継続した関係づくりを目指す。

たとえば、美濃市では、ディープな居酒屋で常連ご用達メニューを堪能するイベントを実施するほか、伝統芸能である手すき和紙職人への弟子入り、日本酒造り体験などさまざまなアクテビティを用意。沿線地域への訪問者が将来の関係人口につながるよう、 地域の人々と一緒の時間を過ごす場や体験を演出する。

また、実証実験ではメールの開封率や体験参加回数などのデータを蓄積して見える化。スコアの高いユーザーへの情報発信を強化するなど、地域とのつながり度合いに応じた情報発信、継続的な関係づくりを図る。

発表資料より

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