KNT-CT、旅行助成金の活用や海外ツアーの再開で増収増益、26億円の黒字に転換 ―2023年3月期第2四半期

KNT-CTホールディングスが2023年3月期第2四半期(2022年4月1日~9月30日)の連結決算を発表した。旅行助成金の活用などで増収増益となった。

売上高は前年同期比85.5%増の1067億3100万円と増収となり、営業損益は前年同期の84億8300万円の損失から20億2500万円の利益に、経常損益も59億2500万円の損失から25億2800万円の利益に改善。純損益も68億5300万円の赤字から25億6400万円の黒字に転換した。

感染拡大第7波、頻発した豪雨や台風などの影響を受け、7月以降予約のキャンセルが相次いだ一方で、都道府県民割やブロック割などの助成金を活用したて国内ツアーの販売を拡大した。海外旅行についても5月から近畿日本ツーリスがハワイ、グアムへの、クラブツーリズムが世界30カ国へのツアーの販売を開始した。

2023年3月期通期の連結業績については、2022年5月12日に公表した予想からの変更はなく、売上高2590億円、営業利益40億円、経常利益40億円、純利益40億円の黒字を見込む。

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