大河ドラマ「どうする家康」の経済効果、愛知県内に393億円、宿泊者はコロナ前を上回ると推計

三菱UFJリサーチ&コンサルティングと名古屋観光コンベンションビューローが、NHK大河ドラマ「どうする家康」放映に伴う経済波及効果の試算を発表した。2023年の1年間で愛知県内に約393億円、名古屋市内に約140億円の経済波及効果があるとみている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」は、主人公である徳川家康の生まれ故郷が愛知県であり、岡崎城や名古屋城といったゆかりスポットが点在することから、愛知県内への観光客への増加を期待。経済波及効果のうち、観光消費額そのものである直接効果は愛知県が約255億円、うち名古屋市が約99億円に上ると予測している。

なお、コロナ前の2019年を基準とした「どうする家康」放映による観光入込客数については、県内客の宿泊が2019年比で5.9%増の240万5000人回、日帰りが1.4%減の6563万3000人回、県外客の宿泊が7%増の288万7000人回、日帰りが15.7%増の3929万3000人回と推計している。

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