持続可能な観光を優先したい世界の旅行者は7割、カーボンオフセットの経験者は6割

世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)とTrip.com Groupが、デロイト・トーマツと共同で発表した最新のレポートによると、旅行者の69%が積極的に持続可能な観光を優先したいと回答。旅行者の間で持続可能な観光(サステナブル・ツーリズム)に対する意識が高まっている。

レポートによると、旅行者の4分の3が今後、より持続可能な観光を検討する考えがあり、約60%が過去数年でより持続可能な観光を選択した。別の調査では、富裕層旅行者の約4分の3が、持続可能な旅行のためにより多くのお金を費やすことを望んでいるという結果も出ているという。

また、カーボンオフセットについて、約60%の旅行者がすでに支払ったことがある、あるいは適切な価格の場合に検討すると回答した。

この結果を受けて、WTTCのジュリア・シンプソン会長兼CEOは、「持続可能性は旅行者の最優先課題となっており、旅行者は自然を保護し、責任を持って旅行することに価値を見出している」とコメントしている。

このほか、レポートでは2022年の海外旅行市場動向の調査結果も報告。世界の海外旅行の宿泊者数は前年比で109%増となり、旅行熱が高まっていることを示す結果となった。さらに、86%の旅行者が海外旅行に2019年と同額以上の支出を計画していたことも分かった。

2023年については、世界的にインフレの懸念があるものの、約3分の1(31%)が2022年よりも海外旅行費用を増やすと回答した。加えて、ラグジュアリートラベルの人気が高まっていることから、高級ホテルの売上総額は2019年の760億ドル(約9.9兆円)から2025年までには920億ドル(約12兆円)に増加するとの見込みも明らかにした。

※ドル円換算は1ドル130円でトラベルボイス編集部が算出

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