トルコの航空会社、機内に「大人専用ゾーン」を設置、45ユーロ追加で利用可能に、後部席とは仕切り

トルコ拠点のレジャー航空会社、コレンドン航空は2023年11月からアムステルダム/キュラソー間のフライトで、16歳未満は利用できない大人専用ゾーンを販売すると発表した。同航空によると、432席のA350の前部通常席で93席と足元の広い座席9席を大人用に確保。後部とはカーテンで仕切る。キュラソーは、世界遺産の街並みが美しいカリブ海に浮かぶ島。

同航空のウェブサイトでは、子ども禁止ゾーンの料金には追加で45ユーロ(約7110円)が必要。また、足元の広い座席の追加料金は100ユーロ(約1万5800円)に引き上げる。

アムステルダムからキュラソーまでのフライト時間は約10時間。ある旅行代理店の経営者は「大型レジャー航空会社では、おそらく小さな子供連れの家族でいっぱいだろうが、大人が静かな時間を過ごすために、追加料金を支払うというのは理解できる」と好意的だ。

また、航空券検索サイト「ゴーイング」の創設者スコット・キーズ氏は「追加料金は多くの購入者を惹きつけるのに十分な低さ。航空会社は新たに収益源を得られるだろう」と話している。

※ドルユーロ換算は1ユーロ158円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、AP通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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