旧奈良監獄が星野リゾート「星のや」に、2026年に48室で開業、ミュージアムも併設

星野リゾートは2026年春、国の重要文化財・旧奈良監獄を活用したホテル「星のや奈良監獄」をオープンする。星野リゾートと旧奈良監獄保存活用社との協定書の締結に基づき、旧奈良監獄の赤れんが建造物の魅力を活かした空間で、非日常なひとときを味わえるようにする。このほど、展開するブランド名を「星のや」に決定した。

旧奈良監獄は、明治政府が監獄の国際標準化を目指して計画し、1908年(明治41年)に完成した、五大監獄の一つ。その赤れんが造の建物について、歴史的価値が高く意匠的にも優れた近代建築であるとして、2017年(平成29年)2月に国の重要文化財として指定された。

客室数は48室で、レストラン、ラウンジを備える。旧奈良監獄の歴史や施設を知ることのできるミュージアム施設の運営も検討している。

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