京都・西山エリアをインバウンド向けに多言語で紹介、Googleマップと連動でスムーズな移動案内も

京都市と京都西山・大原野保勝会は2025年4月、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の3カ国語に対応した「京都西山データベース」を公開した。

京都市西山エリア(京都市西京区、向日市、長岡京市、大山崎町)に点在する寺社、観光資源を3カ国語および英語音声ガイドで紹介。宿泊施設や交通事業者も3カ国語で掲載した。また、写真家やインフルエンサーからの写真を掲載するほか、Googleマップと連動し、訪日観光客がスムーズに目的地に移動できるようにする。

「京都西山データベース」は観光庁の地域観光資源の多言語解説整備支援事業に採択されて整備したもの。日本語を単に翻訳するのではなく、ネイティブライターが旅行者と同じ目線で解説文を作成している。京都市と京都市観光協会(DMO KYOTO)が主に伏見、大原、高雄、山科、西京、京北の6エリアを対象に取り組んでいる「とっておきの京都プロジェクト」の一環でもあり、観光地の分散化を図るねらいもある。

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