山形県河北町に、地域の農産物をテーマにした新ホテル開業、イタリア野菜の名産地で町をまるごと体験

地方創生事業のプロデュースをおこなう「さとゆめ」社は、山形県河北町に地域商社「かほくらし」社とともにホテル「Bed & Vegetable Kahoku」を2025年6月20日オープンする。河北町は国産イタリア野菜の生産に力を入れており、農作物の収穫体験、酒蔵見学、現地のサポーターとの散策など、町をまるごと体験できる滞在を提案する。

「Bed & Vegetable Kahoku」は、ツイン3室、ダブル3室、ドミトリー2室、ラウンジで構成。山形県河北町は、県のほぼ中央に位置し、町村単位では日本一の生産量を誇るさくらんぼ、国産イタリア野菜の栽培で知られる一方、地域における人材育成、事業後継者不足、経済縮小などが課題となっている。ホテルを拠点として町内外の魅力的なモノ・コト・ヒトが集まり、地域のつくり手と河北町を訪れる人がつながることで、地域活性化と持続的な発展を目指す。開業記念特プランは1室2名朝食付ダブルが1名7200円など。

さとゆめは東日本旅客鉄道(JR東日本)との協業による「沿線まるごとホテル」などの地域創生を進めており、かほくらし社の設立、運営支援にも携わっている。

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