国内大手旅行44社、2025年6月の総取扱額は前年比6%増の3182億円、海外旅行は8%増

観光庁は、国内の主要旅行業44社・グループの2025年6月の旅行取扱状況(速報)を発表した。総取扱額は前年同月比5.9%増の3181億7546万円だった。

内訳は国内旅行が4.7%増の1898億7433万円、海外旅行が8.2%増の1120億8279万円、日本の旅行会社が取り扱う外国人旅行が5.5%増の162億1834万円。すべての部門で2カ月連続、前年比でプラス成長となった。

旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の合計は、取扱額が9.1%増の970億1331万円と前年同月比で増加、取扱人数が2.2%減の173万3026人にとどまった。海外旅行が取扱額21.8%増の296億円1248万円、取扱人数10%増の6万5283人で、ツアー単価の上昇がうかがえる。国内旅行は取扱額が4.4%増の672億816万円、取扱人数が2.8%減の165万7151人だった。

また、主要各社・グループの2025年6月取扱額トップ5は、JTBが0.9%減の1020億9108万円、阪急交通社2社が14.8%増の328億4664万円、KNT-CTホールディングス4社が8.8%増の316億7966万円、日本旅行4社が6%増の288億5263万円、エイチ・アイ・エス(HIS)6社が6.6%増の262億4955万円の順だった。

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