日本旅行、紀伊半島3県の路線バスの旅をツアー化、廃止路線や日本最長路線など、生活路線を楽しむ

日本旅行は、奈良県と和歌山県、三重県の3県を2つの長距離一般路線バスで結び、定期便同様にトレース運行するツアーを企画した。現役の一般バス路線で日本最長を誇る奈良交通「八木新宮線」と、2025年3月末に廃止となった、かつて本州2位の運行距離だった三重交通「松坂熊野線」を、各社の路線車両で貸切運行する。

奈良交通「八木新宮線」は、奈良大和八木から和歌山県新宮を結ぶ路線で169.8キロ、停留所は168カ所で、平均所要時間は約6時間半。一方の三重交通「松阪熊野線」は2025年3月に廃止となった路線で、三重県松阪市と熊野市を結ぶ134.8キロを運行。停留所は119カ所で、所要時間は約4.5時間だった。

日本旅行では本ツアーについて、高速バスでは感じられない生活路線感を楽しめると紹介。車内放送や運賃表、整理券発行を稼働させるほか、停留所や沿線営業所でのミニ撮影会など貸切運行ならではのイベントも用意する。ツアーの実施日は2025年7月5日で、料金は1泊2日で1人33000円~(2名1室利用)。

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