
マイステイズ・ホテル・マネジメントは、2025年7月1日に社名を「アイコニア・ホスピタリティ株式会社」(Iconia Hospitality)に変更する。新社名には、運営施設が地域のアイコンとなり、訪れる人々の記憶に残るアイコニックな体験を創造する存在となる決意を込めた。
同社は、1999年にウィークリーマンションの運営・管理から事業を開始。2014年にマイステイズ・ホテル・マネジメントに社名変更し、現在は中長期滞在型、宿泊特化型、フルサービス、リゾート、旅館などの運営を手がけている。2025年5月現在、受託運営棟数179棟、総客室数2万4122室を運営。運営棟数は2012年から現在までの13年間で、約3.9倍に拡大し、受託運営物件売上高は、2024年12月期実績で約1400億円となる。
同社はホテルブランド「マイステイズ」で中長期滞在、宿泊特化型で知られる一方、2025年1月から「スパリゾートハワイアンズ」「フェニックス・シーガイア・リゾート」「セラヴィリゾート泉郷」「八ヶ岳高原ロッジ」「八ヶ岳高原音楽堂」など、次々と大型リゾート・文化施設の運営を開始。社名変更を機に幅広いカテゴリーの施設を運営する“総合ホテル運営会社”として事業拡大、成長を推進したいとしている。
ロイヤリティプログラムを開始
また、5月29日から新ロイヤリティプログラム「GoTo Pass」を開始した。これまで「亀の井ホテル」ブランドなどで独自のプログラムを展開していたが、グループすべてのホテルを横断して利用できるようにする。館内レストラン・売店が5%割引になるほか、利用金額に応じてポイントを付与し、累計に応じたステージ制(シルバー・ゴールド・プラチナ)による特典を提供する。入会費、年会費は無料。