
エクスペディア・グループは、消費者の旅行に対する意識を調査した2025年版「Traveler Value Index」を発表した。これは、日本を含む世界の11市場における1万1000人以上の消費者への調査に基づいて作成されたもの。
調査結果によると、旅行者の旅行計画や予約方法が従来と比べて大きく変化し、特にSNSの影響力と信頼性が高まっている。回答者の61%が旅行のインスピレーションを求めてSNSを利用。2022年の35%から大幅に増加した。さらに、73%がインフルエンサーの推奨が予約の意思決定に影響を与えたと回答した。
ロイヤリティプログラムは、引き続き重要な要素となっており、回答の83%がロイヤリティポイントの交換で最優先カテゴリとして「旅行」を挙げた。また、82%がクレジットカードや小売業者など、旅行業界以外のロイヤリティプログラムを通じて旅行を予約することに関心を示した。