ギリシャ、クルーズ船の観光客に課税、1人あたり5ユーロ、人気のミコノス島などは20ユーロに

ロイター通信

ギリシャ観光省は、ギリシャの島々を訪れるクルーズ船の観光客に対して1人あたり5ユーロ(約845円)を課税すると発表した。人気の観光地であるミコノス島とサントリーニ島については、課税額を20ユーロ(約3380円)とした。この課税は7月1日から9月30日まで。オフシーズンと冬季には減額される。

観光省によると、この課税は観光客の減少を意図したものではなく、徴税分は港湾やその他インフラの近代化など、持続可能な観光を支援するプロジェクトに投資される。

ギリシャ政府は、この新たな課税で約5000万ユーロ(約84.5億円)の収入が見込まれるとしている。今後も複数の大型クルーズ船が同時に小さな島々に入港するのを防ぐ取り組みを進めていく。

※ユーロ円換算は1ユーロ169円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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