
アメリカン・エキスプレスは、羽田空港第3ターミナルの4階に、アメリカン・エキスプレスのカード会員専用の「センチュリオン・ラウンジ」をオープンした。世界では30番目、アジアでは4番目の専用ラウンジとなる。
「センチュリオン・ラウンジ」は、同社が発行するプラチナ・カード、センチュリオン・カードなど上位会員向けの施設。羽田空港では、日本の藍染めで生み出される深みのある藍色「ジャパン・ブルー」を基調とし、座席エリアには江戸切子から連想された特注のシャンデリアを取り入れるなど、日本の各地域の文化に根差したテキスタイルや壁紙が施された。
また、輪島塗の漆工芸作品など日本人アーティストによる特別なアート作品もラウンジ内に展示する。
飲食では、ライブ型のオープンキッチン、和洋さまざまな料理や飲み物を提供するビュッフェ、日本のおやつ文化を取り入れたスイーツバーを設置。さらに、瞑想用の音響プログラムを備えた個室電話ブースなども設けた。
同社は、今後もセンチュリオン・ラウンジのネットワークの拡大を図る計画。2025年には米ソルトレークシティー国際空港、2026年には米ニューアーク・リバティー国際空港やオランダのアムステルダム・スキポール空港に新たなラウンジを開設する予定だ。