
京都バスのリアルタイム位置情報と混雑情報がGoogleマップの経路探索上に表示されるようになった。公共交通オープンデータ協議会が、公共交通オープンデータセンターから、京都バスのバスロケーションデータ(位置情報)をGTFSリアルタイムで公開。このデータを公共交通オープンデータ協議会からグーグルに提供することによって実現した。
GTFSリアルタイム(GTFS-RT)とは、国際的に広く利用されている、公共交通のリアルタイム情報を格納するために利用されているデータフォーマット。
これによって、京都を訪れる訪日外国人も含めて、Googleマップを活用する観光客は、リアルタイムの位置情報を活用した経路探索が可能となる。
今回のバスロケーションシステムは、NECネクサソリューションズの「バスナビゲーションシステム for SaaS」を使用。このシステムからGTFS-JPおよびGTFSリアルタイムのデータが提供されている。「バスナビゲーションシステム for SaaS」は多くのバス事業者への導入実績があることから、今後も複数のバス事業者のデータをオープンデータ化していく予定だという。
報道資料より