エイチ・アイ・エス(HIS)は2026年1月から2月にかけて、静岡県熱海市で「グリーンスローモビリティ」を活用した観光プログラムを試験的に導入する。観光庁の「地域観光魅力向上事業」として、熱海観光局と連携して実施する。
グリーンスローモビリティ、通称グリスロとは、時速20キロ未満で公道を走行する電動小型車両を活用した移動サービス。HISは、2024年8月に熱海市とインバウンド観光促進に関する協定を締結しており、観光プログラムの導入によって、熱海の「日本一早い梅と桜の競演」と呼ばれる観光資源を急な坂道などの移動とともに楽しんでもらえるようにする。
一般向けに熱海梅園前と熱海市役所を片道約15分で結ぶコースや、インバウンド向けに熱海駅を発着し、熱海梅園、起雲閣をめぐるプランなどを企画した。いずれもガイド付き。今後は実証をもとに、梅のシーズンにかぎらない通年型のツアー商品化を進め、市内の回遊性向上と観光消費の分散・拡大を目指す。

