バルセロナ市、2026年4月から宿泊税を2倍に、ホテルカテゴリ別に10~15ユーロ、クルーズ船は据え置き

写真:ロイター通信

スペイン・バルセロナ市は、オーバーツーリズム対策と住宅価格高騰の抑制を目的に、2026年4月から宿泊税を現行の1泊あたり5~7.5ユーロ(約920円~1380円)から10ユーロ~15ユーロ(約1840円~2760円)に引き上げる。ホテルのカテゴリー別に設定され、5つ星ホテルは最大15ユーロ。クルーズ船は6ユーロ(約1100円)が据え置かれる。

新たな宿泊税は欧州でも最高水準となる。法案の条文によると、増収分の4分の1はバルセロナの住宅危機対策に充てられる計画だ。

また、カタルーニャ州議会は、2028年までに民泊を含むすべての短期宿泊レンタル(STR:Short Term Rental)を禁止する措置に加えて、STRの宿泊税を現行の1泊あたり6.25ユーロ(約1150円)から12.5ユーロ(約2300円)に倍増させる法案を承認した。

今回の措置については、バルセロナ市でも賛否両論に分かれている。増税によって住宅危機が解決する可能性は低いものの、値上げは妥当だと感じている市民もいる。一方、ホテル経営者の間では年間約1580万人の観光客の多くがバルセロナを敬遠するのではないかと懸念もある。バルセロナは世界でもトップ4に入る国際会議の開催都市だが、その参加者も増税の対象になることからだ。

※ユーロ円換算は1ユーロ184円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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