トラベル懇話会は、第48期定期総会後の理事会を経て、第49期の新体制を発足した。キックオフパーティーであいさつした百木田康二(からきた やすし)会長は、今回の就任で会長職が5年目になるとしたうえで、同会が2028年に50周年を迎えることを踏まえ、節目に向けた活動方針と抱負を語った。
百木田会長は、先達から受け継いできた伝統と文化に触れながら、同会の特色について「他の業界団体にもない、まずは楽しさ」と語った。旅行業界を取り巻く環境が変化するなかでも、会員同士がフランクに話し、業界として集まって意見を交わせる場であり続けることに、トラベル懇話会の意義があるとの考えを示した。
50周年前の節目、会員が率直に語り合う場へ
百木田会長は、「我々のトラベル懇話会も、あと2年で2028年に50周年を迎える」と述べ、50周年の前段階となる第49期を、次の節目に向けた重要な期と位置づけた。さらに、同会出身者の足跡にも言及し、会員関係者の受章や表彰について「大変喜ばしいことであり、誇りにも思っている」と語った。
活動については、新春講演会を皮切りに、各月の例会、国内外の研修旅行、夏季セミナー、グループディスカッションなどを挙げ、「皆さんと非常に密度の濃い活動をおこなっている」と説明した。
第49期の方向性としては、前年から掲げている「キラリと光るトラベル懇話会」という考え方を継続する。百木田会長は、「この会は、気軽に意見交換ができる」と述べ、会員が参加価値を実感できる場づくりを進める考えを示した。
会長・副会長は4氏、新副会長に美甘小竹氏
第49期の会長には、百木田康二氏(東武トップツアーズ)が就任した。副会長には、原優二氏(風の旅行社)、橋本肇氏(エヌオーイー)、そして新たに美甘小竹(みかも しの)氏(フィンコーポレーション)が就いた。
百木田会長は、今回の互選により引き続き会長となり、副会長3名との役員体制で運営していくと説明した。また、事務局長については、長年にわたり同職を務めた川嶋泉氏から引き継ぐ形で、広瀬正彦氏が就任した。
会長、副会長、事務局長の新体制のもと、50周年、さらにその先を見据えた活動を進めていく方針だ。
トラベル懇話会とは
トラベル懇話会は1978年5月、6名の発起人によって発足。当時は日本人の海外旅行が急拡大した時期で、発起人による業界周辺の新知識を吸収する勉強会をつくり、互いに切磋琢磨することや、経営情報を交換する会員制クラブをつくりたいという思いでスタートした。創立時の設立趣旨は、研鑽のための勉強会と業界ネットワークの形成で、それが現在も受け継がれている。
取材・文: 鶴本浩司

