全日空、国際線の減少率が改善、北米が好調、アジアは減少続く -2013年7月実績

全日空(NH)が発表した2013年7月のANA グループ実績によると、国際線の輸送実績は旅客数が前年比1.3%減の55万8022人。減少率は改善しているものの、今年度に入り4ヶ月連続で前年実績を下回る結果となった。有効座席キロ(ASK)は同10.5%増の3,453,270千座席キロ、有償旅客キロ(RPK)はASKの伸び率とほぼ同じ同10%増の2,640,232千旅客キロだった。これにより、利用率は76.5%となり、6月の74.8%を上回る結果となった。

方面別の旅客数では、ホノルルを含む北米が同23.9%増の12万906人、
ヨーロッパが同4.2%増の5万5549人と好調だった一方で、中国路線を含むアジアでは同8.0%減の38万1567人と引き続き苦戦した。また、利用率は、北米77.3%、ヨーロッパ80.2%、アジア73.9%で推移した。一方、国内線の旅客数は同0.1%減の326万2675人と微減。ASKは同2.7%増だったものの、RPKは0.2%減と前年を下回った。この結果、利用率は57.0%となった。



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