JTB、CSV開発機構に参画で事業創造を強化

JTBコーポレートセールスは「一般社団法人CSV開発機構」に理事として参画する。JTBコーポレートセールスが2012年1月、12社とともに創設した任意団体「CSVサーベイランスネットワーク」を母体に、より本格的な活動推進を目的に2014年4月2日に発足。本来の事業展開力を活かし、社会課題を解決してよりよい社会を創造するCSV(共通価値の創造)の事業化の普及と推進に取り組む。

すでにJTBグループではCSVによる新しい事業創造として、環境エネルギー分野では日本ユニシスと連携した「EVモビリティ観光活性化事業」や、教育・子育て支援の分野での「旅いくプログラム」などの取組みを推進してきた。

さらに2014年6月1日には医療分野として、フェアアンドイノベーションと共同で「ホスピタルバリューアップサポートセンター」を開設。医療機関の人材定着支援を行なう新システム「リテンションサーベイ」を開発し、2014年度内に5医療機関の取扱いを目指す。トライアル調査を実施した病院を中心に、すでに3施設約2000名の導入が決定しているという。

JTBコーポレートセールスでは今後もCSV開発機構の活動と異業種会員と連携し、CSV概念による新しいビジネスモデルの構築に取り組む方針だ。

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