デルタ航空、航空博物館をリニューアルオープン

2014n年6月17日、デルタ航空はアトランタの本社屋に隣接する「デルタ航空博物館」をリニューアルオープンした。6万8000平方フィートの広さを有する同博物館は、1940年代にデルタが使用していた二つの整備用ハンガー(格納庫)を利用しており、基金や寄付により改装。デルタ航空の85年間の歴史と民間航空産業の発展の軌跡を紹介している。

同博物館は2011年に航空史跡(Historic Aerospace Site)に指定されているが、この度のリニューアルオープンではじめて一般公開されるものも多い。常設展示にはデルタ航空初の旅客便に使用されたトラベルエアー6Bセダン機をはじめとする歴史的な5機の航空機を展示。特別展示では創業者C.E.ウールマンの肖像画や発言集、私物品などが展示されている。

そのほか、コックピットの展示やフルモーション・シミュレーターの体験コーナー、子供向けのスカベンジャー・ハント(リストに載っている品物を探すゲーム)も用意。ビジネス向けには、117席の劇場や機体の胴体部分を使用した会議室をはじめ、ハンガースペースを会議やイベント用のレンタルスペースとしても活用できる。最新のオーディオビジュアル機器とケータリングサービスを備えたハンガースペースは、最大1200名までの着席ディナーが可能だ。

なお、博物館がリニューアルオープンしたこの日は、1929年6月17日にデルタ航空がダラスからジャクソンへ初の旅客便を運航して以来、85周年の記念日となっている。

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