米・バージニア州、観光局開設で日本人旅行者増加目指す、委託先はコネクトワールドワイド・ジャパン

アメリカのバージニア州知事テリー・マコーリフ氏が来日し、バージニア州/キャピタル・リージョンUSAの日本事務所の開設を発表した。コネクトワールドワイド・ジャパン(マージョリー・L・デューイ代表)に委託し、バージニア州とキャピタル・リージョン(ワシントンDC、バージニア州、メリーランド州地域)に関する旅行業界向けセールス、一般消費者向け対応、メディア対応を行なう。


日本事務所開設を祝ってテープカット。中央がバージニア州知事テリー・マコーリフ氏。

マコーリフ知事によると、バージニア州の観光業は年間収入が210億米ドル、税収は13億ドルに達する重要な産業。国定史跡などアメリカの歴史が濃い地域であるほか、シェーナンド国立公園やチェサピーク湾などの豊かな自然でのハイキング、カヤックなども楽しめる。また、「オイスターキャピタル」の異名の通り、7つの養殖場のカキとワイン、地ビール、シードル、ウィスキーなど地元の味覚の魅力もあるという。

2013年の日本人訪問者数は1万1000人で、インバウンドでは9番目。また、ワシントンD.C.を訪れた日本人の数は6万700人で、マコーリフ知事は「海外旅行者数が増加する中、バージニアは素晴らしい旅行体験を提供できる」と、今後の受入数増加に向けた意欲を示した。

なお、キャピタル・リージョンUSA(CRUSA)は、デスティネーションDC、バージニア州観光局、メリーランド州観光局、首都ワシントン国際空港公団による地域マーケティング組織。4者が協力して公共投資、民間投資を活用し、国際的にワシントンDC、バージニア州、メリーランド州をプロモートする。

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