モバイル位置情報で訪日外国人の動きを本格調査、24時間・1時間ごとの実態把握が可能に -観光庁報告書

観光庁は、携帯電話の位置情報を活用し、訪日外国人の動態調査を実施、その結果概要を公表した。訪日外国人の個人旅行(FIT)増加を受け、旅行実態と潜在的ニーズを把握するのが目的。調査結果は基礎データとして整備し、新しい周遊ルートの考察や魅力ある観光地づくりに活かしていく。

調査は、ドコモ・インサイトマーケティングによる「モバイル空間統計」と同様の仕組みを活用した手法で実施しており、訪日外国人旅行者が携帯電話を日本国内で利用し、NTTドコモのネットワークに接続した端末が対象。範囲は日本全国の都道府県別または市町村別に24時間・365日分について1時間ごとの推計が可能だ。また、曜日別や特定日、時間ごとの人数把握や、朝昼晩などの人口変化の測定も可能なのが特徴だという。

今回の対象地域は、東京都10区とその他、横浜市や箱根町、名古屋市など20都市、阿蘇くじゅうやニセコなど10観光圏の計40都市・エリア。2014年9月1日~9月7日までの7日間のデータで分析した。

この結果、例えば東京駅から秋葉原、日比谷公園などを含む中央区では、訪日外国人の滞在ピークは平日・日中の時間帯。夜間は他エリアで宿泊し、日中に流入するという。出身国別では中国、アメリカ、台湾の順だ。一方、大阪市は平日・休日ともに深夜から早朝にかけて増加。宿泊需要が非常に多い都市であることが浮き彫りとなった。出身国・地域別では韓国、台湾、中国の順だという。

観光庁が今回発表した調査報告書より

その他詳細は、下記の観光庁発表資料へ。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…