外務省、マレーシア・クアラルンプール郊外の爆弾テロ事件発生で注意喚起

外務省は2016年7月6日付で、マレーシア・クアラルンプール市郊外での爆弾テロ事件に伴う注意喚起をスポット情報で発出した。スポット情報とは、特定の国や地域で日本人の安全にかかわる重要事案が発生・または発生する可能性がある場合に、速報的に出される情報のこと。

マレーシアでは2016年6月28日深夜、クアラルンプール市郊外プチョン地区のショッピングモール内飲食店で爆弾テロ事件が派生し、8名が負傷。マレーシア国家警察は7月4日に、マレーシア国内での初のISIL関係者によるテロ事件であると発表した。マレーシア警察当局は7月6日現在、実行犯2人を含む関係容疑者15人を逮捕し、2人を公開手配している。

以上のことから、外務省ではマレーシアへの渡航・滞在者に対し、現地情勢に留意の上、最新の関連情報の入手に努め、不測の事態に巻き込まれることのないように注意を呼び掛けている。また、テロの標的となりやすいカフェや欧米関連施設、警察・政府・軍関係施設、観光・リゾート施設などをはじめ、不特定多数が集まる場所を訪問する際には周囲の状況に注意を払い、自らの安全確保に努めるように促している。詳細は海外安全ホームページへ。


みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…