クルーズ・オブ・ザ・イヤー2016、グランプリにコスタクルーズ、日本海発着で初の複数港乗下船など評価

コスタクルーズは日本外航客船協会(JOPA)の第9回「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2016」で、最高位のグランプリを受賞した。対象は2016年に初運航した日本発着クルーズ「古都と城下町を巡る 麗しの日本海と釜山(5泊6日)」。

同クルーズは日本で初めてインターポーティング(同一航路を複数回実施し、複数港で乗下船を可能する)を導入。太平洋側が主流だった日本発着クルーズで、日本海をクルーズエリアとして周知するとともに、クルーズマーケットを拡大した。また、ショートクルーズを低価格で設定し、三世代を含むファミリーなど新客層の開拓にも努めた。日本外航客船協会はこうした同クルーズの取り組みを評価し、グランプリを授与したとしている。

なお、コスタクルーズでは2017年も日本発着クルーズを運航。運航客船をワンランク上の「コスタ・ネオロマンチカ」に変え、運航期間とコース数を拡充。半年間で5コース計32回を設定している。

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