ハウステンボス入場者数減で熊本地震の影響続く、インバウンド客は約3割減に -2017年9月期第1四半期業績

ハウステンボスが発表した2017年9月期第1四半期(2016年10月1日~12月31日)業績(単体)は、取扱高が前年比4.6%減の75億2300万円、営業利益が13.0%減の22億2300万円、経常利益が39.6%増の37億9400万円となった。

入場者数は3%減の78万9000人で前年を下回った。2016年4月の熊本地震直後と比較すれば回復傾向にあるが、団体旅行者や訪日外国人が低調に推移。特に訪日外国人は28.3%減の3万5300人で約3割減となった。ただし、12月23日~25のクリスマス期間は3連休と重なり、開業以来最高となる約7万人が来場した。

上向き基調にあるなか、2017年9月の通期業績見通しでは、入場者数は10%増の318万人、取扱高は10%増の314億円、営業利益は15%増の87億円の取り扱いを見込む。

なお、グループ会社含む連結業績は、取扱高が2.7%増の93億600万円、営業利益が10.5%減の22億6500万円、経常利益が52.5%増の41億8700万円。対象企業は、ハウステンボス、ラグーナテンボス、ハウステンボス技術センター、エイチ・テイ・ビィ観光、HTBエナジー、HTBクルーズ、テンボスクルーズパナマSAの7社。

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