てるみくらぶの資産状況が明らかに、債務超過が半年で50億円以上膨らみ急激な悪化

東京商工リサーチは、2017年3月27日に破産開始したてるみくらぶについて、資産内容と関連会社の状況を新たに発表した。

それによると、てるみくらぶの2016年9月期の債務超過額が75億円だったのに対し、2017年3月23日には約126億円に膨らんでいたことが判明。内訳をみると、現預金は14億円から2億円に減少。借入金は23億円から32億円に増加。一方で、前受け金は70億円から100億円に増加していた。

東京商工リサーチが独自に入手した、てるみくらぶの試算表は以下のとおり。

東京商工リサーチ:報道資料より

また、破産申立書によれば、てるみくらぶの関連会社8社のうち、てるみくらぶホールディングスと自由自在社は「申立予定」。そのほか6社については、台北拠点の至品旅行者(Tellmeclub Taiwan)とTELLME CLUB VETNAM 以外は休眠中。いずれも現在のところ申立予定はないという。関連会社8社の状況は以下のとおり。

東京商工リサーチ:報道資料より

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