JAL、国際線の利用率が8割超に、国内線も前年並みを維持 -2017年2月実績

日本航空(JAL)の2017年2月の輸送実績によると、国際線の旅客数は0.9%減の66万6369人でほぼ前年並みとなった。有効座席キロ(ASK)は3.2ポイント減と縮小傾向にあるが、有償旅客キロ(RPK)は0.7ポイント増で前年をわずかだが上回った。その結果、利用率は前年より3.1ポイント上げて、81.1%となった。

旅客数を方面別でみると、前年を上回ったのは、欧州線が11.8%増の4万6344人、米大陸線が3.6%増の8万7589人、韓国線が0.8%増の5万1939人の3路線のみ。それ以外は前年を下回った。また、ASKが増加したのは米大陸線(1.1ポイント増)のみだった。

国内線は、旅客数は±0の245万8655人。ASKは3.5ポイント減だったが、RPKは±0となり、利用率は68.9%となった。

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