観光庁、外国人向け周遊ルートを11コース追加、「東京圏大回廊」など、合計31コースに拡大

観光庁は、外国人旅行者の地方誘客を目指して2016年6月に追加認定した「広域観光周遊ルート」にもとづき、11種類のモデルコースを新たに策定した。これにより、策定されたモデルコースは合計31種類となる。

今回対象となった広域観光周遊ルートは、以下の4ルート。それぞれのコースについて、コンセプトのほか、具体的な対象市場、観光資源、旅程例、コース図などを提供。旅行商品の造成や訪日旅行プラン作成に役立たてることを目指す。

追加認定された広域観光周遊ルート(2016年6月)

  • 「日本のてっぺん。きた北海道ルート。」(きた北海道広域観光周遊ルート推進協議会)
  • 「東京圏大回廊」(関東観光広域連携事業推進協議会)
  • 「縁の道~山陰~」(山陰インバウンド機構)
  • 「Be.Okinawa 琉球列島周遊ルート」(Be.Okinawa 琉球列島周遊ルート形成推進協議会)

「日本のてっぺん。きた北海道ルート。」では台湾を最重点市場に位置付け、季節などに応じたモデルコース3種類を発表。「東京圏大回廊」では、中国を最重点市場とする太平洋コース、欧米市場を重点市場とする日本海コース、台湾やタイ・ベトナムなどを重点市場とする江戸文化回廊コースの3種類を提示。「縁の道~山陰~」では振らぬと香港をターゲットとする2コースを策定。「Be.Okinawa 琉球列島周遊ルート」では米国や欧州をおもな重点市場とする3種類のモデルコースが策定されている。

各コースの詳細は以下の特設ページから参照できる。

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