JTB、中国スマホ決済「アリペイ」をホテルなど宿泊事業者向けに提供へ

JTBは2017年7月1日より、国内観光事業者向けに中国大手モバイル決済サービス「ALIPAY(アリペイ)決済サービス」を提供開始する。これは、同社が手掛ける「スマート決済事業」の一環。フィンテックやIDを活用した決済サービスを推進し、訪日インバウンドを対象とするキャッシュレス化にもつなげる。

アリペイを使うことで、利用者は、スマートフォンとQRコードを使って簡単に決済できるようになるもの。まずは中国からの訪日旅行者の利便性向上を行うため、宿泊施設や土産品への導入を順次開始する。その後レンタカーや各種施設にも展開し、さらに、商店街など各地の地域に向けた利用拡大も進める。

「アリペイ」は、中国アリババグループが運営する電子決済プラットフォーム。中国国内での加盟店は800万軒、海外では12万軒が加盟。中国国内の実名認証ユーザー数は2015年度時点で4.5億人以上におよび、中国モバイル決済では最大規模となっている。

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