JTBがインバウンドの飲食予約サイト開始、サイト掲載料は無料、4言語で

JTBグループの出版・ウェブ関連事業を行なうJTBパブリッシングは、訪日外国人向けのレストラン予約サイト「J-DINING」を開始した。英語、中国語(簡体字・繁体字)韓国語の4言語に対応し、オープン時は東京、大阪、京都を中心に約100店舗を掲載。訪日外国人に人気のエリアの店舗から順次拡大していく。

特徴は、旅行雑誌「るるぶ」ならではのグルメ情報を活かしたラインナップ。日本を体感できる食事が楽しめる店舗をピックアップするほか、店のスペシャリテ料理を含むコースを予約した場合、日本料理の順番やしきたりを知らなくても安心して楽しめるようにする。

また予約は、(1)レストランとメニュー選択、(2)氏名と電話番号入力、(3)クレジットカード情報の入力、の3ステップでその場で確定。オンラインで解決できない不明点には、コールセンターが365日、4言語で対応する。

一方、掲載するレストランには、決済を事前対応とすることで無断キャンセル対策を用意。当初はクレジットカードの決済だが、今後は各国で普及が進む決済方法に順次対応する予定だ。また、サイトへの掲載料は無料とし、予約件数に応じた成果報酬制とする。4言語への翻訳なども、JTBパブリッシングが行なう。

オープンにあわせ、2016年6月22日~7月31日まで、記念キャンペーンを実施。キャンペーンコード「open」を入力して予約・事前決済した場合に、利用総額から1000円割引を提供する。


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