HIS、訪日客と観光ガイドの仲介サイト開設、地域のガイド増加見据えて公認ガイドの認定も

エイチ・アイ・エス(HIS)は2017年6月29日、訪日外国人旅行者と地域のガイドを繋ぐCtoCの仲介サイト「Travee(トラヴィ)」を開始した。HISの海外拠点や海外39か国で展開する旅行サイト「hisgo」をはじめ、訪日外国人向けウェブメディアなどと連携し、訪日外国人へのアプローチを図る。

先ごろ、通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律案が可決し、改正通訳案内士法が成立。同法の施行後は、通訳案内士の国家資格なしでも有償での通訳ガイドが可能になる。これを受けHISでは、同サイトの開設とともに、ホストとなる地元ガイドの募集を開始した。

HISでは、同サイトに登録されたガイドに対し、面接や講習会を実施してHIS公認ガイドの認定も実施。講習会などで質の低下を軽減する施策を行なうほか、ガイド登録した本人が積極的に質を保つ仕組みも用意する。

同サイトは2015年8月~2016年6月まで、タイでも運営。この間、旅行者とガイド間のクレームはゼロで、満足度調査でも91%の旅行者が「期待+α」のサービスとホストとのコミュニケーションが満足度に繋がっていると回答したという。

今後は日本でのサイト開設にあたり、まずは日本での展開に注力する。さらに地方自治体と連携し、地域通訳案内士の増加や、地域の文化や産業を組み込んだ体験プラン造成にも取り組む。交流促進や地域活性化にも繋がる事業展開も図る方針だ。

掲載されているプランの一例では、HIS原宿ツーリストインフォメーションセンターを出発して、フクロウカフェや明治神宮、ラーメン作り体験と昼食、都庁展望台、新宿でのショッピングの「東京1DAYツアー」が、所要10時30分~17時30分の予定。料金はガイド料のみで、1人あたり198米ドル(サービス料含む)。

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