マリオットの最上級ブランドホテルが開業へ、東京・銀座と虎ノ門に日本初の「エディション」が上陸

マリオット・インターナショナル発表資料より

森トラストは開発を発表している東京・銀座と虎ノ門の2ホテルについて、マリオット・インターナショナルの最高級ブランドの一つ、「EDITION(エディション)」とすることで合意したと発表した。東京オリンピック開催年の2020年のオープンを目指す。

エディションは、マリオットのブランドのなかでも最先端のラグジュアリーライフスタイルホテルブランドで、現在世界で4ホテルを展開。今後、13のホテル計画が予定されているが、日本での展開は今回発表の両ホテルが初めて。両ホテルともデザイナーに世界的に著名な建築家・隈研吾氏を起用し、各エリアの個性を反映させる方針だ。

「東京エディション銀座」は、日本を代表する商業地・銀座のなかでも高級ブランドが並ぶ銀座二丁目エリアに立地する。地上13階のビルにスイートを含む約80室と、レストランやロビーバー、ルーフトップパー、フィットネスを用意する。

東京エディション銀座イメージ:森トラスト発表資料より

「東京エディション虎ノ門」は、国家戦略特区特定事業の「国際ビジネス拠点」の位置づけで整備する「東京ワールドゲート」に立地。オフィスやカンファレンス、レジデンス、外国人対応医療施設、商業施設、神社などが整備される複合エリアで、ホテルの入居するビルは地上38階建て。そのうち31~36階を使用し、スイート含む約200室の客室とレストラン、バー、フィットネス、プール、スパなどを擁する。開業は両ホテルとも、2020年の春~夏を予定する。

東京エディション虎ノ門イメージ:森トラスト発表資料より

なお、森トラストは日本におけるマリオット系列の最大オーナーかつフランチャイジー。今回発表した両ホテルは、森トラストとして13軒目と14軒目のマリオット系列のホテルとなる。

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