エクスペディア、宿泊施設にデータ分析の新ツールを提供、予約管理システム内で競合比較や収益管理など可能に

エクスペディアグループは、世界全市場で提供している宿泊施設向け予約管理システム「Expedia PartnerCentral(EPC)」に、新ツール「EPC Property Analytics(EPCプロパティアナリティクス)」を導入した。宿泊施設とその競合他社、およびマーケットの最新データを活用し、宿泊施設が予約や収益の拡大に繋げられるようにするもの。料金は無料。

エクスペディアグループでは宿泊施設に対し、テクノロジーとマーケティング、データに関する付加価値の高いソリューションの提供に力を入れているところ。その一環として新ツールを開発した。

これにより宿泊施設は、自社サイトの閲覧数や予約の成立率、平均客室単価(ADR)のソリューションの確認も可能。特典の期間を選択してデータを表示したり、過去の実績や競合他社の実績と比較もできるようにした。さらに、宿泊施設が抱える潜在的な問題を通知し、対応を促す機能もあるという。

エクスペディアグループでは同ツールの開発にあたり、複数の市場で宿泊施設とテストを実施。同ツールは日本語を含む多言語で提供している。

EPC Property Analyticsのイメージ

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