ソフトバンクグループ、自動運転バスの実現へ会議発足、交通事業者や自治体ら30組織が参加

ソフトバンクグループのSBドライブはこのほど、「安全・安心な自動運転バス実現会議」を発足した。自動運転バスの実現や普及に向けた検討を進めるもの。自動運転システム開発を手掛ける企業のほか、学識経験者や自治体、交通事業者で組織する。

議題は、(1)自動運転ビジネスの取り組み状況、(2)現在のバスシステムに対する課題、(3)期待する自動運転バスシステムの在り方、(4)自動運転バスシステムを普及にさせるに当たっての問題・懸念点などの4項目とする。おもに地域やニュータウンでの自動運転バスの普及を視野に、期待や課題、導入にあたって問題となる点などをオープンに議論し、報告書にまとめる予定だ。

現時点での参加者は、伊那バス、大曽根タクシー、小笠原村(東京都)、上士幌町(北海道)、北九州市、京都市、京王電鉄バス、京阪バス、高知県、滋賀県、先進モビリティ、第一交通産業、東京大学、長野県、西日本鉄道、一般社団法人日本自動車研究所、三重県、三重交通、南相馬市(福島県)、八頭町(鳥取県)、SBドライブの計30社・団体。座長は東京大学教授、東京大学生産技術研究所 次世代モビリティ研究センター長の須田義大氏。事務局はSBドライブとシード・プランニングが担当する。

会議の実施期間は2017年12月から2018年3月まで。第1会会議は2017年12月13日、東京にて開催する予定だ。

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