JR西日本、新列車の車内デザインを発表、定員90名の長距離列車に1人個室など搭載

発表資料より

JR西日本は2020年春の運行開始を目指す「新たな長距離列車」について、車内デザインを発表した。

鉄道の旅の楽しさを訴求する車両デザインを目指し、1両ごとに異なる座席タイプを配置する。座席は車窓からの沿線の風景が楽しめる配置とするほか、車内を自由に行き来できるよう、複数のフリースペースを設置。フリースペースのみの車両も用意する。

さらに、グリーン個室の6号車には1名用個室も用意し、普通車の5号車には横になって寛げるフルフラットシートも用意した。このほか、ファミリーで利用できるコンパートメントや、女性更衣室、女性専用トイレの設置、グリーン車の1列+1列シートの配列で、背もたれを倒すとベッドに転換できるシートなども設置した。

運行エリアは、京阪神/山陰方面と京阪神/山陽方面などを想定し、臨時列車として期間を定めた上で、複数の区間を運行する予定。全車指定席で定員を90名程度とする。



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