HISと住友林業が新会社設立へ、宿泊施設の開発で、2020年目途にホテル・旅籠・ヴィラの3施設を建設へ

複合施設イメージ

エイチ・アイ・エス(HIS)は2018年11月22日、子会社のHISホテルホールディングスが住友林業と共同で、三重県多気町で開発中の滞在型複合施設「アクアイグニス多気」の宿泊施設を建設する新会社「アクアイグニス多気ホテルアセット」を2018年12月中に設立すると発表した。

新会社は2020年をめどにホテル、旅籠、ヴィラの3種類の宿泊施設を建設する。HISホテルホールディングスが宿泊運営のノウハウ、住友林業が木や緑をいかした空間提供ノウハウを活かす。新会社設立ではそれぞれ50%ずつ出資。設立後に予定している増資が完了次第、HISホテルホールディングスの特定子会社となる。また今後、宿泊施設の運営会社を住友林業とHISホテルホールディングス、アクアイグニスの3社で設立する。

アクアイグニス多気は、アクアイグニスをはじめとする民間企業が、三重県や多気町などの行政、三重大学などと連携して地方創生を目指す、癒しと食をテーマにした複合施設。約71ヘクタールを産官学で開発し、商業、宿泊、温浴、体験、産直市場などの施設や薬草園、農場を整備する計画だ。

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